ウェディングベールの意味
ウェディング姿の中で唯一、20分間の挙式のみに使われるアイテムがあります。
それはウェディングベール
そこにはある重要な意味が込められています。古代ローマ時代から有ったと言われるベール。
当時は花嫁を悪魔から守る意味があったと言われています。
近年では魔除けと共にベールを上げてキスをする事で、正式に愛する人の妻となった事を示すシンボリックな役割にもなっています。
ウェディングベールには独特の美と花嫁を美しくする 魔力が宿っています。
教会やチャペルの式の場合、まず最初にゲストが目にするのはベールダウンした花嫁姿です。会場全体が厳粛な空気に包まれる瞬間です。
一生に一度の花嫁姿。ウェディングベールの持つ本当の意味を感じながらお式に望んでください。

ウェディングベールは上述の意味の他に、もっとシンプルな意味を持つと考えています。
ウェディングベールこそが花嫁を象徴するものだと思うのです。花嫁様の中にはウェディングドレスでは無く、白いワンピースにベールを合わせられる方もいらっしゃいます。
たとえば海外で大げさな事はしたく無いけれど、簡単な式と写真は撮っておきたいなど。
ウェディングドレスを着ていなくても、ウェディングベールをするだけで花嫁に見えるのです。

結婚というのは、色々な形があります。
ぜひご自分達らしい結婚の形を見つけて頂きたいと思います。
失敗しないコーディネートの法則
ウェディングドレスが決まったら次に何を決めましょうか?
あれもこれも決めないといけない!と思ってパニックになる方もいらっしゃいます。
まずは落ち着いて下さいね。大丈夫です。スムーズに決めるための順番はこちら。

この順番で決めていけばコーディネートに統一感が出ますし、ひとつ決まってから次、という感じで花嫁様自身のストレスも少なくなります。
ベールによってドレス姿は大きく変わります。
逆に言えばベール選びさえ間違わなければ、後は少々の失敗も大勢に影響は無いという事です。こだわるべきはベールです。 従って、選ぶ順番もドレスの次はベールです。
ベールの長さの決め方
当店のフェイスアップベールはコームの位置から前をフロント、後ろをバックと呼んでいます。
マリアベールは総丈の長さになります。
フェイスアップベール

マリアベール

ショート丈のベールについて
ショートベールの良さは、軽やかで動きやすい事。アクセサリー感覚で付けて頂くものですので特に長さにこだわられる必要はありません。
ご自身で鏡に映してバランスがいい、と思われたらそれで大丈夫です。
てくまりんぼでは身長160センチ前後の方が付けられた場合、ベールはウエスト位置に来る設定でお作りしています。
マリアベールのショート丈はウエストより下になります。


※髪型や付け位置によっても長さは変わります。
ミドル丈のベールについて
ショート丈ベールに比べるとミドル丈ベールはエレガントな感じです。
動きやすい方がいいけれど、カジュアルな感じにしたくない場合におすすめするベールです。
てくまりんぼでは身長160センチ前後の方が付けられた場合、ベールはヒップの一番高い位置に来る設定でお作りしています。
マリアベールのミドル丈はヒップより下になります。


※髪型や付け位置によっても長さは変わります。
ロング丈のベールについて
当店のロングベールの長さはフロント70センチでバック300センチ(250センチ)がございます。
マリアベールロング丈は300センチです。

ロングベール・ロングマリアベールの長さを決める時の目安として、ドレスの後ろ裾よりベールが30センチ以上長いほうが美しいバランスになります。それより長い分には問題ありません。
画像のベール(マリアベール300センチ)はドレスの裾より60センチほど長いのでエレガントな後ろ姿になります。

既成サイズのベールで長さが足りている場合は特に問題ありませんが、下の項目をお読み頂いて長さが既成では足りないと思われたらお気軽にご相談下さいね。
ロング丈ベールの長さを決める計算式
ロングベールのバックの長さを決める際に目安にして頂ける簡単な計算式があります。
マリアベールの場合は頭のトップからおでこにかかる部分の長さがさらに必要ですのでフェイスアップベールよりさらに15センチほど長くなります。

ベールの色味の決め方
基本的にベールのお色はウエディングドレスのお色に合わせてお選び下さい。

<ホワイトドレスの場合>
ホワイトまたはソフトホワイトのベールをお勧めしますが、 オフホワイトのベールでも明るめのベールでしたら合わせて頂ける場合もあります。
真っ白のドレスをオフホワイトのベールがふんわりと包み込んで優しいイメージです。
<オフホワイトのドレスの場合>
レンタルドレスの場合、これが一番多いパターンです。
ベールも当然『オフホワイト』をご選択ください。 ホワイト(青みのある白)のベールを合わせると、 ベールが白く浮き上がって見えますので避けた方が無難です。
<アイボリードレスの場合>
ベールはアイボリーまたはソフトアイボリーをお勧めします。
アイボリーとオフホワイトの中間色のようなドレスでしたら、ベールはオフホワイト、 またはソフトアイボリーがお勧めです。オフホワイトを合わせて頂くとお顔周りが 明るく華やかな印象になります。



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