フェイスアップベール
楕円(だえん)又は長方形のベールの途中を折り返して使用する形式のベールを『フェイスアップベール』と言います。 当店の場合、折り返し位置にコームを取り付けています。コームを髪にさして頂くだけで簡単に付ける事が出来ます。
折り返した上の部分を『フロント』下の部分を『バック』と当店では呼んでいます。フロントとバックの境目はコームの付いている場所です。当店のベールのサイズ表記で『フロント○○cmバック○○cm』とあるのはこの位置の長さの事です。
又、教会式の場合、最初はフロント部分を顔の前にたらして登場するのが普通です。 この状態を『フェイスダウン』と言います。
新郎様の手でフェイスアップ(顔の前のベールを上に上げる事)して頂きます。


フェイスアップベールのサイズ

ショート丈
上の図の赤のラインのイメージです。
身長158cm前後の方が付けられるとバックがウエスト位置ぐらいになります。 最近の傾向として、うんと後ろの方に付けられる方も多いのでその分、バックの位置が下に下がります。 とても軽やかなイメージですので、パーティ形式のウエディングにお勧めです。
ミドル丈
上の図の緑のラインのイメージです。身長158cm前後の方が付けられるとバックがヒップぐらいになります。 ドレスの後ろウエストにポイントがある場合、ショート丈よりもミドル丈の方がドレスのポイントを邪魔しないので こちらの丈をお勧めする事も多いです。ショート丈より落ち着いた印象があります。動きやすいベールが良いけれど、ショートではカジュアル過ぎると思われたらミドル丈をお選び下さい。
250cmロング丈
上の図の青のラインのイメージです。
ロングベールの場合、ドレスの裾より30cm以上ベールの裾が長いものをお選び下さい。 少しトレーンがある、程度のドレスの裾の長さでしたらこの250cm丈をお勧めします。 優雅なロング丈ですが、極端に長くないので比較的動きやすいです。
300cmロング丈
上の図の紫のラインのイメージです。
トレーンの長いドレスにもほとんどの場合、対応します。
☆ロングベールの長さの決め方の目安 あなたの身長+靴のヒールの高さ+ドレスの裾が床に付いている分の長さ+30cm これが最低、必要なベールの長さです。 もし、あなたのドレスがこの計算で300cm以上になる場合はサイズオーダーでベールをお作りできますので どうぞご安心下さい。
フェイスアップベールの付け方
フェイスアップベールにはあらかじめコームが付いていますので、とても簡単に付けて頂く事が出来ます。
ただコームの方向など、初めての方には?と思われる場合もあるようですのでここで順を追ってご説明させて頂きます。
①ベールを横から見た図です。

②バック側にコームをクルッと回します。

③コームの盛り上がった面にベールの生地が乗る形になります。

④③の状態のまま頭のお好みの位置にさして下さい。(コームは外からは見えません。)

フェイスアップベール【ティアード】(3段ベール)について
当店の3段ベール【ティアード】は通常ベールとは違う構造になっております。
オーダーで裾にレースを希望される場合は下記図を参考にして頂いて、レースをどの位置に配置されたいかかご検討下さいませ。




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